変則開催となった今年度の鉄筋コースは、３週にわたる１６日間のリモート訓練と、今週５日間の対面訓練をすべて終え、本日１１月２７日に修了式を行いました。

式は、５名の訓練生と校長以下訓練校代表３名が八潮訓練校からの参加で、石沢校長から訓練生の一人一人に修了証書の授与を行いました。

来賓はリモート参加とさせていただき、各訓練生の派遣元事業主と大林組から、各社の代表者のご臨席を賜り、ご祝辞をいただきました。　リモート、そして対面という現時点ではどちらも「難しい環境」での学びに挑戦した訓練生らの、健闘と成長を讃えていただき、また最初はどうなるか不安だったが、予想を超え従来と遜色ない研修レベルだったとのご評価をいただきました。

訓練生からも一人一人スピーチをしてもらいました。　こちらも同様に、受講に際していろいろな不安があったが、所属会社の人達や講師の先生、そして訓練仲間のおかげで乗り切ることができた、という感謝の気持ちがどの訓練生からも聞かれました。

「学びの場」というものがコロナ禍によって根無し草のようになりがちな今、最大限やれる範囲でコースを開講し、期待されるレベルに全員が達することができました。　短縮開催ということもあり、科目によっては平年より内容が簡略になってしまった部分もありましたが、「リモート」というおそらくこれからの時代には不可欠なコミュニケーション・スキルを身に付けてくれたことは、その不足を補って余りある「職業訓練」であったと思います。

（もちろん訓練校としては、終講後１週間程度経ってから全員の健康状態の確認がとれて初めて「無事終了」となります。）

訓練校をすでに修了した先輩のみなさん、今年の７期生は訓練期間は短いものの。みなさんが知らないスキルをいっぱい身につけて帰りました。

帰ったらいろいろ教わってくださいね！