大林組林友会教育訓練校

 

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第8期鉄筋コースが開講しました

2021.10.21

10月21日、今年の鉄筋コースは昨年に引き続きリモート・対面併用方式で開講しました。

コロナ禍に見舞われてからもう2年近くが経っています。 その間、訓練校は常にその時々に応じて安全な学びの場を模索し、募集を中止することはありませんでした。

しかし急激な感染拡大に翻弄され、昨年度はとびコースも型枠コースも開講に漕ぎつけることはできませんでした。 唯一この鉄筋コースだけが一度も中止になることなく毎年開講できています。 ただ今年はあの未曽有の第5波が募集時期と重なり、訓練生の人数は3名と少数です。 しかし今でしか学べないことはたくさんあり、それはおそらく今後の訓練生自身にとっても大きな糧になるはずです。 これに限っては教える側とか教わる側といった区別なく、「いったい何ができるのか?」ともに考えていきたいと思います。

 

午後からの入校式では、当校の石沢校長から訓示があり、3人の訓練生から訓練へ向けての抱負が述べられ、また来賓の送り出し元各社代表の方々から、この難しい時期に学ぶ訓練生への期待の声が寄せられました。 大林組からは大川専務 建築本部長が出席し、各訓練生への激励の言葉をいただきました。

これから11月19日までは、ともに会社の壁を越えて鉄筋の専門技術や知識について学び、同時に新しい時代の学びはどういうものかを共に考えていく1カ月間になります。

 

リモートでCADを教え始めたのもこの鉄筋コースからです。 はじめは教える方半信半疑でしたが、やってみると意外と対面よりイケると皆が思うまでにはそう時間がかかりませんでした。 それが今年の講師陣の自信にもなっています。 もとより「しなやかで折れにくい」のが鉄筋のモットーです。 去年と今年は同じようでいて違います。 今年は今年で、今できることを学びの場として提供したいと思います。