６月２９日、第10期とびコースは最終週の外部実習（現場・工場見学とロボティクスセンターでの実技実習）をすべて終え、八潮訓練校で修了式を行いました。

派遣元事業主代表および大林組からご来賓を対面とオンラインでお迎えし、7名の修了生に対し石沢校長から修了証書が手渡されました。

 

今年のとびコースは実質的に「コロナ明け」の取り組みとなり、一度コロナで縮小開催となったカリキュラムからの再構築、今後をどのように進めていくかの試金石でもありました。

新たにＶＲを教材として導入し、あえてオンラインの講義を残し、「バーチャル・リモート・クラウド」といった技術をあちこちで使いました。　日頃の仕事ではあまり体験することのないことばかりで、さぞかし訓練生は目が回ってしまったことでしょう。

学びの成果がいつ現れるのかは誰もわかりません。　でも一生懸命身につけたものはどんな形でかはわかりませんが、いつか役に立つ日が来るものです。　　私自身、40年近く前の新入社員で配属された現場の仮設計画が、ＢＩＭという形で教材として再現することになろうとは思いもしませんでしたから。　今回おそらく一番目を回していたのは私自身だったかも知れません。

今回参加した７名の今後の活躍を期待しています。　修了おめでとうございました。

訓練校を代表して　副校長　山崎より