11月2019

  • 令和元(2019)年度鉄筋コース

11月1日(金) 安全衛生研修

 

11月に入りました。

 

Img_3835 (yamazaki.hiroaki@obayashi.co.jp)

今日から安全当番は、ベトナム出身のソン君。日本語はまだたどたどしいですが、よく通る大きい声で朝礼の司会をしてくれます。

当訓練校は「氷川神社前」というバス停にあります。

荒川の流域には氷川神社が多く、暴れ川を鎮めるために出雲から勧請したのだそうですが(島根県には簸川という川があります)、縁結びの神様でもあるらしく、まあいつもの仕事とちょっと違う縁を結ぶ訓練校のそばにあるには相応しいんじゃないかなと思い、毎日一日にはお参りしています。

今朝もお参りに行きましたら境内で地元のご老人にお会いしました。ニッカボッカをはいていて元は町鳶の親方だったそうです。御年95歳。 この辺は最近までしょっちゅう洪水にやられていたが、例の地下のパルテノン神殿ができてから一気に改善されてきたんだそうです。 町の消防団も長いことやっていて、かくしゃくとした生き字引みたいな方でした。 (こんど鳶コースで客員として登壇してもらおうかな?)

 

訓練14日目の今日からは、塩家講師による安全衛生教育が始まります。

塩家講師は、大林組在籍当時から安全部で社内の安全教育を担当され、現在も建災防などで資格講習などの教育にあたっておられます。

第一日目は、『安全衛生管理』と『リスクアセスメント』について学びます。

IMG_3836

対面の講義形式でのインプット教育から始まりますが、メインはなるべく少人数でのグループワークで話し合いながら手を動かす研修スタイルです。

IMG_3837何種類もある作業の災害予測訓練を行い、それを防ぐ方法を講ずるという、基本的にはKYの手法による訓練です。

 

IMG_3843

職長役はテーマごとに交替して・・・

 

IMG_3844

「立入禁止区画よし!」×3回コールして次のテーマへ

一人 ~ チームリーダー ~ チームメンバー ~ これの繰り返しが重要です。

  • 令和元(2019)年度鉄筋コース

10月31日(木) ロボティクスセンターで「揚重学」

10月31日(木) 訓練13日目。

今日は再び川越の大林組東日本ロボティクスセンターへ出かけます。

先週は台風21号の接近に伴う大雨に見舞われ大変でしたが、今日はまずまずの天気のようです。

1031(1)3831

本日の訓練は、午前が「揚重計画のチェックポイント」、午後が「玉掛けの安全教育」。計算や図表を使って、「自らが使う鉄筋材などを作業場所までどうやって動かすか?」を習得する一日です。

職長は、人を動かすのと同時に、モノを動かせないと仕事になりません。

ですから、クレーンとりわけ移動式クレーンの作業計画は大変重要な職能です。

今日の講師は、ロボティクスセンターの小林講師に午前・午後とも担当していただきました。

 

 

 

クレーンは、普段から皆現場でも工場でも使い慣れていますが、体系的に学ぶ機会はなかなか無く、知識を積み増しながら頭の中に整理できたようです。

1031(2)3832