1月2019

  • 平成30年度型枠コース

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  • 平成30年度型枠コース

1/26 訓練5日目

ふだん建設現場などで働いている、将来を嘱望されている若手を、事業主(所属会社)が一定期間仕事から外してここに派遣し、集中して教育を受けさせる、それが当教育訓練校です。

それには送り出し元の各事業主の並々ならぬ理解がないとできません・・・が、やはりなるべくなら短期で教育を終えて戻ってきてほしい、というのが本音。 事実当訓練校も昨年までは毎週土曜日も訓練を行っていました。 でもここでの訓練も仕事のうち・・・ということで、働き方改革の流れにそって今年からは「4週6休」ペースに変更しています。

前置きはこれぐらいにして、パソコン漬けの第1週の最後は、ICT研修。

iPadでCADデータを閲覧するアプリや、電子作業日報(Buildee)の操作などを習得しました。 ゴーグルを装着してのMR(Mixed Reality:複合現実)実習では、講義室の床に原寸大の平面詳細図が描かれた世界を体験しました。 これをかぶっただけで図面を見ずに墨出しができる日もそう遠くはない?

鉄筋コースでのVR(Virtual Reality:仮想現実)もそうですが、大林組の社員でもまだ受けられないこういったメニューを、訓練校では採り入れています。

ところで、体験してみた訓練生の感想は・・・?

「うほー!」

「おぉー!」

・・・全然コメントになっていませんでした・・・

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午後は、鵜飼講師の今コース初講義で、建築施工概論です。

会話のように進む講義はいつもながら感心してしまいます。

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1/24 型枠コースCAD初日

型枠コースは、前半にCADで型枠割付図が描けるようになるまで座学演習、後半は自分たちが描いた図面を用いて、グループ作業でRC階段の型枠を実際に組み立てます。 パソコンを触るのはほぼ初めてに近い訓練生も、CADは以前研修でやったけど、結構忘れてしまった訓練生もいます。

でも、自分が描いた図面を使って実際に手を動かしてモノをつくっていく・・・そういう流れの中で、目と手を使って理解していければと考えています。

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これから約1週間かけて基本の操作と図面のトレースができるようになるまで、訓練が続きます。

1週間後に描く課題をチラ見して「や~!こんなの描けるのか!?」

うん、まあ鉄筋コースでも同じこと言ってたパソコン初めての訓練生いたけど、最後は仲間に操作方法教えていたからね彼。 大丈夫大丈夫。

そのかわり毎日の復習は欠かせないけど。

少し遅れ気味の訓練生には、休み時間などに他の訓練生がさっそく教えてあげたり・・・いい雰囲気で始まりました。

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1/23 パソコン研修初日

型枠コースはCAD製図~型枠組立実技と2本の柱が続き、それに加えて安全や仮設計画その他各種の研修、と盛りだくさんです。

そしてどの単元もすべては後半の型枠実技実習にまとまり流れていくようにカリキュラムは組んであります。

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パソコンを触るのもほぼ初めてという訓練生もいます。

ちょうど自転車に初めて乗るときのようなもので、乗り方さえ体得すれば、目的地に早く着ける便利な道具です。 でもキーボードの配列覚えるのだけでもシンドイ・・・・確かに慣れるのは苦痛です。

でもそんな中に「へえ、CADって便利だな」という実感をいかに感じさせながら指導するかがポイントです。

そしてすでに乗りこなしている訓練生には、少しでも楽に乗れるように・・・同じ教材を使い、同じ演習をしながらも、人それぞれの習熟度に合わせて個人指導に近い形で訓練は進んでいきます。

今日はパソコンの基本操作、MS-WordとExcelの基本操作と演習でした。

 

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1/22 型枠コース 訓練初日

午前中の入校式が終わって(詳細はトップの記事をご覧ください)、訓練の最初は午後のコミュニケーション講座です。

見知らぬ訓練生同士のアイスブレイクとしての意味合いもありますが、将来「スーパー職長」を目指す彼らには、ゼネコンと作業員のあいだに立ち、励まし、注意し、注進し、折り合い、時には意見をたたかわせる、といった高いコミュニケーション能力が求められます。

最近、現場内のコミュニケーション不全が災害発生の背景として大きく影を落としているように見受けられます。 作業間連絡調整が喧々諤々・・・というのはお世辞にもいいとは言えませんが、でも少なくとも職長そしてゼネコン社員が、そういう喧々諤々とするのが煩わしい・・・と本来必要な議論を避けて毎日の仕事をしているのではないか?と時折感じることがあります。 この訓練校の修了生にはそうなってほしくない・・・という思いから、いずれのコースもコミュニケーション講座で始まり、コミュニケーション講座で終わるカリキュラムになっています。

コミュニケーション力UP

まとめとして訓練中のコミュニケーションにまつわる目標を、一人一人で決めてみました。

締めは2チームにわかれてペーパータワーの高さを競うゲーム。 仲間と話し合って形を決め、製作スタートです。

半年前に鳶コースでも同じものをやりましたが、さすがは「大工」。デッドヒートの末、その名に恥じない新記録210cmを樹立しました。

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