2022年度とびコース

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6月21日(火)リモート研修7日目

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早いもので23日間の研修も今日から終盤の1/3に入ります。

今日の午前は、塩家講師のリモート初登壇で「災害事例研究」です。

大林組在籍時には社員の安全教育を多く担当され、現在は労働安全コンサルタントとして活躍されている経験を交えて、とび工に特化した講義をしていただきました。

午後はCADによる計画演習の2日目、冒頭の対面研修で組み立てた実は今日でもうCADは最終日なのです。

 

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6月20日(月)リモート2週目

リモート研修も2週目に入りました。 今週は午前中が座学、午後がICT系の演習の構成です。

トップは鵜飼講師、とっつきにくい業法や安全衛生などの建築関連法令について、いつも身近な話題から切り口を探して講義をしていただいています。

午後は担任の山崎が講師で、CADを使った計画演習です。 鵜飼講師の「身近な話題」に倣って、対面研修の時に毎日昼食で使っていた食堂‥‥ここは来月、短期CAD講習が盛況で20名も申し込みがあり、全員受け入れで初めて会場になるのですが、ここの座席配置をみんなにやってもらおう、という魂胆です。

現用の机と、コロナ対応で机同士の最小離隔距離を与えてレイアウトを考えてもらいます。 現場の限られたスペースに、所定の幅の通路や重機を配置するのと基本は同じです。

その他、ステージ足場を上から割り付けてみたり、前の問題から仮設材の形状をパクって後の問題をやったり‥‥これでも手書きに対するCADのメリットが実感できるように考えてはいるのですが、果たして実感できたかな?

今回、Apple Pencil を初めて使ってみました。zoomに入れておけばチョコっと画面共有して説明するときにモタモタしないので講義の流れが良くたいへん便利です。

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・6月16日(木) CAD研修最終日(リモート)

『△△くん、そこは右! そうそう、いいよ! あーちょっと行き過ぎだな、戻って戻って!』

さてここは‥‥自動車教習所? いえいえ訓練校です。

CAD研修の仕上げの作図課題ではもう見慣れたシーンです(ごくごく一部の関係者だけですが‥‥)  

この、半ば講師同士でマイクを奪い合うような個別指導、対面ならあちこちの机で巡回する講師と受講生がボソボソとやっている例の光景‥‥当初それを再現したかったのですが、大教室のワイガヤ感を損なわず、かつ作図に集中させようとすると、ヘッドホン付け替えたりとか、まして同じ会社で2人受講(今回2社います)していたらハウリング対策とか、そんなしちめんどくさい事やっちゃあ居れん‥‥ということで自然とこういう状態に落ち着いたわけです。(実際は『落ち着いた』というような平穏なものではない)

そんな指導の甲斐あってか(もはや集中して取り組まざるを得ない状況‥‥)デジタルネイティブでもある彼らは用意しておいた課題を着々とこなし、急遽課題を追加して、各社の教育担当の方々にお願いして印刷配布して取り組んでもらいました。

今回も『誰一人取り残すことのないCAD研修』記録更新です。

 

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・6月10日(金)訓練9日目

今日は前半の対面研修の最終日です。

訓練校の全コースで学科を受け持っている鵜飼講師と塩家講師による、ともに今回の初講になります。

昨年は全てリモート講義だったのですが、今回は複数回講義がある場合は第一回は対面講義にしました。

やってみると、やはりそれぞれの講義の雰囲気というかイメージは、最初に対面で作っておいた方が教える方も教わる方もなんだか気楽かなぁ・・という感じがしました。

訓練生は今日、明日の午前中には地元に戻って、来週からはリモート研修が始まります。

働き方改革やダイバーシティなど、多様性や柔軟性が今まで以上に求められる世の中です。 昨今普及したのリモート・コミュニケーションは決してコロナ対応の代打なんかではなく、もうすでに誰でも使いこなせないといけないものです。訓練校はこれを「ごっこ」ではなく、真剣勝負としてこれからもやっていきます。

午後の鵜飼講師も、訓練校で対面講義は久しぶり、ついつい語りにも熱が入ってちょっと時間オーバー。 訓練日誌を書いて一日を振り返る時間に食い込んでしまいましたがドンマイドンマイ。 今日の日誌は帰りの新幹線でもホテルには帰ってからでも書いて下さい。実技は訓練場でないとできませんが、とび職にだってユビキタスな仕事けっこうあります。