• 令和元(2019)年度型枠コース

2月17日(月) 実技実習1日目

2月17日、訓練は第5週に入りました。 今日から実習場で実技訓練です。

初日朝は若干雨が残りましたが、朝礼までには止み天気は回復しました

いままで朝礼後は講義室に直行しパソコンから各所属会社にあててメールを打っていたのですが、実技期間中は朝のメール報告は省略し、実習場で一日訓練を行います。

今日の講師は、CAD作図から引き続いて羽立講師、齋藤講師、佐藤講師、堀講師の4人の先生です。 初日ということもあってかなり厚めの講師陣です。

班ごとに分かれてATKY活動を行います

なので普通の現場と同じ流れで訓練は始まります。 作業予定と搬入予定の確認、ATKY活動を行った後、合板と桟木を荷受けし、加工場をセットして今日・明日は自分たちの描いた図面を見ながら型枠パネルをつくっていきます。

 

グループで分担してパネル加工中 丸鋸台で所定の寸法に型枠合板を切ります

こちらでは切った合板に桟木を打ってパネルにしています

手前がA班(井關・佐藤・堀江)、奥がB班(佐々木・福田・村上)です

今回は型枠下ごしらえと並行して墨出し作業を行いました。 訓練場の床には勾配があるので金物で水平なベースを作っているのですが、今回はその上に薄板を張って水平床面を用意し、そこに墨を打って建て込みの基準とします。 ちょっとした作業ですが、長時間訓練してきたCAD作図と、実際の仕事を紐付けるための大事なプロセスだと思っています。

通り芯の基準墨をもとに柱や壁の墨出しを行います。大工の仕事がCADと馴染むのはこの墨出し作業によるところがあるのかも。

昼過ぎに、(株)荒井工務店の原田専務が、実技訓練初日ということで訓練生らを激励に来校されました。 荒井工務店さんは訓練校からも至近の足立区綾瀬に本社を構え、今回の訓練生の佐藤くんを送り出していただいています。 また教える側としても齋藤講師、佐藤講師を派遣していただいており、非常に教育に力をいれていおられる会社です。

どうやら今日から八潮付近にも花粉の季節が到来した模様です。 一日外に居てかなり目が痒くなってきました。 この暖冬のままで春を迎えることになるのでしょうか?