• 令和2(2020)年度建設技能スキルアップコース

9月10日 建設技能スキルアップコース(大阪・夏) 3日目

3日目はCADの「お作法」を学ぶ日です。 といっても時計回りに2回廻せとかいう話ではありません。 「画層(レイヤ)」の話です。 いくら緻密なCADの図面が描けたところで、この画層がルーズだと「なにアイツの図面?」てなことになります。 図面が建設業の重要なコミュニケーション手段である以上、この「画層」に代表される最低限の作法が要求されるのです。(知らない人には何のことだかさっぱり?)

昼前に、用意した図面枠に自分の会社のロゴマークを描きこみます。 毎回これは人により描くものが異なり、たまに受講生がカワイソーなぐらい手の込んだデザインのマークの会社もあります。

午後はその図面枠に、いよいよ自分で図面を描くことになりますが、はじめはきちんと規定されたマニュアルに則って、決められた流れで描いていきます。 CAD我流免許皆伝の私からすると、「こんな辛気臭いことまでいちいちやるの?」という部分も多々ありますが、どんな図面も人様に渡ることではじめて価値を生む「商品」ですから当然といえば当然かもしれません。 若葉マークだろうが関係ないことです。

明日までに課題は2つ。 添削指導を受けつつ、1つ目の課題を完璧にやり遂げた人だけがコース修了となります。