• 2022年鉄筋コース

10月28日(金)訓練9日目

zoomの機能をフル活用してCADを習得したオンライン第一週もようやく金曜日になりました。

今日の午前は鵜飼講師の2コマ目の建築関係法令です。 実はこのコロナ禍中での訓練カリキュラム、昨年は冒頭からオンラインで初めて後半を対面研修に充てていたのですが、「できたら初っ端の講義は対面でやりたいよねえ」と言ってくれたのがこの鵜飼講師でした。 

確かに、初対面で目の前に居るのと画面の向こうにいるのとでは、受ける感覚が明らかに違いますし、仲間意識という点でも差が出ます。 今日鵜飼講師がみんなに先週の対面講義と全く同じように話しかけ会話しているのを横で見ていると、最初に対面講義を入れてよかったな、とあらためて思いました。

訓練生が求めるもの、送り出す会社が求めるもの、講師が求めるもの、大林組や訓練校で「こうしたい」もの、コロナやウクライナ問題のように時々刻々と変わる社会状況・・・・すべてひっくるめて今何がベストなのか? 毎回試行錯誤の連続です。 正直なところコロナが流行っている間は、この辺のことを考えるのはむしろ楽なのです。 問題はコロナが去ったあと、訓練校はどう在るべきか?です。

午後はまた午後で鉄筋施工図作図実習の実質初日です。 初講はObayashi Vision Showcaseの見学会場でやりましたからCADを使ってやるのは今日が初めて。 講師の先生も八潮から各会社からオンラインで教室(バーチャル)に集まって作図の進め方や注意点、ゴールに至るまで丁寧に訓練生に解説します。

CADという新しく覚えた道具を使って、自分が今まで見て描いてきた鉄筋の施工図を描き始めます。 ちょうど仮免許をもらって教官を横に自分の街で車を走らせるようなものです。