• 令和元(2019)年度鉄筋コース

10月31日(木) ロボティクスセンターで「揚重学」

10月31日(木) 訓練13日目。

今日は再び川越の大林組東日本ロボティクスセンターへ出かけます。

先週は台風21号の接近に伴う大雨に見舞われ大変でしたが、今日はまずまずの天気のようです。

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本日の訓練は、午前が「揚重計画のチェックポイント」、午後が「玉掛けの安全教育」。計算や図表を使って、「自らが使う鉄筋材などを作業場所までどうやって動かすか?」を習得する一日です。

職長は、人を動かすのと同時に、モノを動かせないと仕事になりません。

ですから、クレーンとりわけ移動式クレーンの作業計画は大変重要な職能です。

今日の講師は、ロボティクスセンターの小林講師に午前・午後とも担当していただきました。

 

 

 

クレーンは、普段から皆現場でも工場でも使い慣れていますが、体系的に学ぶ機会はなかなか無く、知識を積み増しながら頭の中に整理できたようです。

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10月30日(水)作図実習2日目・構造図の見方講義

10月30日 (水)  訓練12日目

今日午前は作図実習2日目。専門講師は(株)小黒組の安藤講師です。

昨日のお2人とリレー型式で担当していきます。

今年の訓練生は、かなり持ち帰り率が高く、CADの作図スピードも全員だいぶ上がってきました。 これからが楽しみです。

 

午後は大林組構造設計部の平柳講師が登壇し、構造図とりわけ標準仕様書の見方について講義を行います。 今日と来週の半日2回分けになります。

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この講義は例年、訓練生以外でも聴講希望のリクエストがあり、今年も(株)小黒組から1名聴講生が参加しました。

まさに今訓練生は作図課題で、この仕様書と対峙している真っ最中。今年は多分ベストのタイミングで、構造図を作成する立場の講師と、それを使って建物とかインフラなどの成果品を造る鉄筋工の訓練生との間での講義、ができたと思っています。

昨日、課題である『O計画』の設計図を、「質疑書をつくる」という問題意識を持って読んでおいてほしかったので、ヒントを与えた上で質疑書作成の宿題を出題しました。

訓練生は、みな自分の分かる範囲で質疑を作成してくれました。

 

講義がやや前倒しで終わったのを機に、みなの質疑をまとめて平柳先生と一問ー答、「私ならこれはOKですね」「うーんこれは実際どういう使われ方されているか次第ですが?」など非常に臨場感のある「質疑応答」タイムになりました。

鉄筋工の職長が、他の鳶工や大工の職長と違うのは、「建物品質についてみた時、職長はその最も下流に居ますが、それでいながら最上流に位置する設計者とのコミュニケーションが、質疑書とか配筋検査などで非常に機会が多い」ということです。

 

質疑をもらった設計者は「ムムっ・・・スルドい質問だな」

応答書を返された職長は「フーム、そこはこだわるとこなのか」

そして基礎梁の第一回配筋検査が『初デート』(いや、『ファーストスクラム』か?)

何回か後に、「この人にならまあ、任せられるかな?」とお互いなればベストですが、ならないかも知れません。「よいモノを造る」気概は同じだと思います。唯一違うのは、「経済性を考える両者の差」に尽きるでしょう。

いづれにしても、こういった相手と紳士らしさを保ちつつ時には激しいコンタクトを辞さない・・・鉄筋工の職長に求められるのは一種ラガーマンシップのようなものなのかも知れません。(by にわかファン)

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10月29日(火)作図実習初日

10月29日(火)

訓練も今日で10日目です。今日からいよいよ作図実習が始まります。昨年は9日間をこの実習に充てましたが、専門講師の先生方とも協議して、今年は10.5日に増やしました。

今日は朝方雨降りだったため、体操と朝礼は講義室で実施しました。

1029(1)3819まず担任から課題の進め方と解説を行います。 7人の訓練生は、みなもちろん鉄筋工ですが、建築系も土木系も居ますし、仕事の経験も持っているスキルにやはり差があります。 ですから皆に同じ課題を与えてますが、その中で「最低限達成せねばならないゴール」と、「100%の最終ゴール」の2つを設けて、それぞれの能力に合った指導を行います。

 

毎日、在京鉄筋工事会社からの専門講師、冒頭でCADパソコン教育を担当したオーク情報システムの講師、および担任講師が、個別指導に全員への解説を交えて指導していきます。

 

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今日は作図実習の初日ということで、毎年訓練生を送り出していただいている(株)松伸さんが、訓練状況の視察と激励に午後来校されました。

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差し入れを頂きましたので、急遽おやつのコーヒータイムを設け、ドリップコーヒーを15人分淹れて、午後のエナジーチャージとお約束の体操をみんなでやりました。

 

 

 

 

 

1029(4)3824今日1日は、訓練生たちも自分の能力とやらなければいけない事とのギャップを感じたようですが、このリフレッシュもあって最後まで元気な様子でした。 松伸さん、ありがとうございました。

さてでは、今日は質疑書の宿題をやってもらう事にします。 作図実習はトレースとは違います。主体的に図面を読み、設計者の意図を正しく理解して実物に反映させないといけません。鉄筋工にはもっとも重要なコミニュケーションスキルの一つです。

 

 

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10月28日(月) 建築概論の座学(2)

10月28日(月) 訓練10日目

鉄筋コースは3週目に入りました。

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今週も先週に引き続き一般教養、工事機械の知識、安全、と盛り沢山。

そして訓練期間の1/3を占める鉄筋の施工図作図実習も今週からはじまります。

 

鵜飼講師の2日目は、『職長の役割』と『構造力学の基礎』。

現場で職長は何を要求されるのか?     鵜飼講師が今まで施工に携わってきた経験談を交えて今日も対話型式で講義は進みました。

構造力学での知識は、玉掛けや資材の仮置きなどいろいろな場面で応用できないといけません。

しっかり復習しておいてほしいと思います・

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10月26日(土)建築概論の座学(1)

10月26日(土) 訓練9日目

今日から2日間は、我々講師陣の長老格である鵜飼講師が登壇し、スーパー職長としての一般教養を教授します。

第一日目は、『建築施工概要』と『建築関係法令』です。

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建設の仕事に携わっていれば、同じ現場の他職種の仕事とか、自分の仕事に関わりのある法律とかは、うっすらと、まだら模様には分かってきますが、こういう機会にまだら模様を埋めてやる事が必要です。

 

先生からは講義に質問を小まめに挟んで、一方的にならないよう会話のように講義は進みます。

3時にはけんせつ体幹体操をやって、集中力をU Pさせつつ一日の座学を修めました。

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10月25日(金)安全体感教育

10月25日(金) 訓練8日目

台風21号は太平洋上にそれて、再度の暴風雨襲来とはならないようですが、朝から大雨になってしまいました。

今日は大林組東日本ロボティクスセンター(旧称:東京機械工場)へ一日出向き、安全体感研修なのですが、引率する担任が電車の遅れによって集合時間に遅刻してしまいました。
この安全体感研修は、今年から大林組東京本社管内の現場配属職員に対し必修となっており、対象人数は非常に多いのですが、そんな中で当訓練校に対しては前回のとびコースから同じ研修をしてもらっています。
並行して月に1日、林友会各社に対しても研修機会を設けるように最近なりましたが、まずは各社の工事部門や安全部門の管理職が対象ですので、協力会社の若手が受講できるチャンスは、今のところ当校訓練生しかありません。

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=なお諸般の事情により今日の訓練の様子は写真でご紹介できません。ご了承ください。=

 

とにかく一日中雨足が激しく、研修中も屋根を叩く雨音で解説聞き取りづらいところもありました。
「足場の間違い探し」は職員並み、とびコースと同じ制限時間でトライしました。同じレベルの知識を要求されるのでちょっと手強く、時間が不足気味ではありました。 ただ行く行くは職長や現場担当者として仲間の身を守ってやらねばならない立場にもなるわけですから、感覚的にでも危険に気付く感性を養うことは大変重要です。

警報が午前中からレベル3、川越市内も地域によっては避難勧告が出る事態に。
安全体感研修は午後3時前に終わり、その後は鉄筋モックアップによる配筋検査に取りかかりました。

普段は検査を受ける立場ですが、今日は他人が組んだ鉄筋を検査するわけです。

立場が逆なので、頭を逆回転させる訓練です。 あまりない経験なので手こずりましたが、7人みんなの答えを全部併せたらなんとか正解?というところまでは出来ました。

 

16時から解説(1〜6と10)
16:30出発

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10月23日(水) CAD基本研修・2日目

10月23日(月) 訓練6日目

 

今日はCAD基本の後半にあたり、インプット学習は今日までです。

明日からはひたすらアウトプットに移行し、図面を描き続ける毎日が始まります。

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1023(3)3794そのためには、今日までの内容を確実に身につけることが必要です。 みんな講義に何とか食らいついている・・・というか、どんどん上達している自分を楽しんでいる、といった印象です。

今日は、テキストや画層といった、コミュニケーションツールの要の部分とか「作法」に相当するところを勉強しました。

自動車教習ならさしづめ第三段階。 これで小技を含め操縦に必要な技術はほぼ教授しました。 あとは路上教習・・・ならぬ、実地経験あるのみです。

 

 

 

 

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大林組生産設計部の倉田講師(左から4人目)には、訓練生のCAD習得までの指導にあたっていただきました。ありがとうございました。

 

今週は、ラグビーWC自国開催準々決勝進出~天皇陛下即位の礼 と、一生にそう何度も経験できないイベントが続いています。

でも滅多にない機会という意味では、この訓練校で勉強することの方が難しいかも知れません。

チャンスをくれた派遣元の会社に感謝して、毎日の訓練に励みましょう。

教える側もその期待に応えられるよう努力していきます。

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10月21日(月)CAD研修初日

10月21日(月)訓練4日目

昨日はラグビーWC準々決勝南アフリカ戦、明日は即位の礼・・・と国内でビッグイベントが続きますが、訓練校はいよいよ今日から訓練の眼目であるCAD研修がスタートします。

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ラジオ体操と朝礼から毎日の訓練は始まります

CADを触ったことがない訓練生が大半ですが、誰一人取り残さないことをモットーにきめの細かい指導を行っています。

これから2日間のCAD基礎講座の部分は、東京・大阪で年2回ずつ開催している短期CADコース(来年度からは『建設スキルアップコース』という名称になります)と内容が共通になっています。 講師も、オーク情報システムと副担任の大山講師、そして大林組東京本社生産設計部からも応援に来ていただき総勢4名が指導にあたります。

 

 

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今日は基本操作とはいえ、かなり頭の体操的な要素が強い講義です。 講義~演習~講義~演習・・・と手を動かしつつ理解習得していきます。

 

 

 

 

 

 

 

IMG_3790つっかえつっかえ、講師の指導、気づき、訓練生同士の教え合い・・・

理解に至るまでの過程は人それぞれですが、みな一生懸命取り組んでいます。

ところで、今回の訓練生はみな、社会人になってから長いこと「学校教育」から遠ざかっていた者ばかり。 かたや「義務教育」、かたや「自分が学びたいと思って受けている教育」です。 授業を受けていて、そこら辺の感覚は受講中どう違うものなのでしょうか、ちょっと聞いてみたい気がします。

 

 

 

 

 

 

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10月19日(土) ICT研修

10月19日:訓練4日目
今日は土曜日。訓練校は隔週土休ですので第1週は訓練を行っています。
パソコン教育が連続しているのですが、今日一日だけは「パソコン抜きのICT授業」です。

すなわちタブレット(iPad)とVR/MRによる、「最近普及し始めたものから、5年10年後に普通になる(かもしれない)テクノロジーをいち早く体験する」一日なのです。

今日の講師は大林IMG_3770組のグローバルICT推進室が担当します。

まずは早速、訓練生にiPadを支給しました。

 

 

 

 

IMG_3772今日から訓練期間中、訓練中でも寮室でも使いたい放題。普段iPhoneを使い慣れている訓練生なら、ほとんどストレスなく、「へえ!こりゃいいモノもらえた」というところですが、大林社員仕様機は自社開発も市販アプリも豊富でただのデカいスマホではありません。それは今日の訓練で理解してくれるでしょう。
せいぜい訓練期間中、イジリ倒してほしいものです。

でもやっぱり彼らはスマホ世代。直感的に流れを理解しているというか、とにかく操作が早いです。

 

 

 

 

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今日の研修は、配筋検査システム、Direct、CheXなどのアプリと、Web上の日報システムBuildeeなどなど・・・・それにホログラムを使った複合現実(MR)のCAD(コンクリート図・鉄骨軸組図)の原寸体験という、非常に盛りだくさんの内容でした。

 

 

 

 

 

とりわけ、CADは「パソコンという仮想空間の中に原寸で図面を描いている」わけですが、躯体図の原寸体験での気付きは、来週からのCAD演習に先駆けてやっておくことがたいへん有効です。

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画面上でたかが数センチにしか見えない線分に、1000mmという情報を与えている、ここが紙の上で縮尺で図を描くのと決定的に違うところで、今日見たイメージをCAD研修の最中に思い起こしてくれればと思います。

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RWCは今日から準々決勝、ということで3時の体幹体操はALL BLACKSバージョンで。(いやそれにしても強かったですね・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、現場プロジェクトの情報共有で必須となりつつあるクラウドストレージ(box)の講義とアカウント、ドライブ設定などを行って今日のICT研修は終わりました。

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10月16日(水)鉄筋コース 訓練初日

(10月16日午前中(入校式)についてはトップページで)

午前中のオリエンテーションと入校式が終わって、午後からの訓練最初の講義は山崎副校長によるコミュニケーション講座です。

最近の建設現場の最近の重大労災の原因の一端には「コミュニケーション不足」が大きく影を落としていること

入職3~5年以上の幹部候補生を対象として募集しているとは言え、訓練生同士の間には、年齢や経験、また教育のバックグラウンドとか地域較差などさまざまな違いがあります。 そういう「違いを認め合う」ところから相手の理解は始まります。

このコミュニケーション講座では、まず自分の「偏向」という切り口で自己紹介を行うアイスブレイクに始まり、、コミュニケーションを円滑にするための「ストローク」の考え方や、メッセージの出し方などを学びました。 また訓練期間中のコミュニケーション面での目標を各自でそれぞれ3つ定めました。 これを訓練期間中、講義室に掲示して毎日意識するようにします。

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シメは2チームに分かれてペーパータワーの高さを競うゲームを行いました。高さを競ってはいますが、人の言葉を聞き、人に意見を述べるキャッチボール練習のようなものです。 ですからどういうものを完成させたかはあまり問題ではありませんのでここには載せません(・・・というか、単に撮り忘れてしまいました!)