今日は、CADは割付け図については、全員が印刷して講師のチェックができる程度まで完成に近づきました。

まだ赤が入るところも多いです。 今週の作図実習はカリキュラム上では今日が最後。 来週前半もあと2日作図の訓練は残ってはいますが、来週後半にはいよいよ階段型枠の組み立て実習が控えているため、グループワークでの実技実習のための準備に入らなければいけません。
今週中には何とか割付け図を各自完成させて、自分で描いた図面で材料の拾い出しまで行う必要があります。
タイトな課題を補習や宿題でこなしていけるでしょうか・・・。 ここが頑張りどころです。講師も入念に訓練生の提出図面をチェックします。
外では昨年5~6月の弋コースでサブ講師としても来てくれた弋さんが、朝から彼らの使う足場を組んでくれています。夜間照明をつけて夜まで頑張ってくれて1日で組み終わりました。

今日は訓練生6人に対して型枠講師4人、CAD講師1人、明日の準備に来た安全担当講師、弋コースの時のサブ講師2人そして担任・・・全部で9人の講師が表で陰で、訓練を支えました。
2019年2月8日 3:24 PM |
カテゴリー:平成30年度型枠コース
2019年1月30日 7:48 PM |
カテゴリー:平成30年度型枠コース
ふだん建設現場などで働いている、将来を嘱望されている若手を、事業主(所属会社)が一定期間仕事から外してここに派遣し、集中して教育を受けさせる、それが当教育訓練校です。
それには送り出し元の各事業主の並々ならぬ理解がないとできません・・・が、やはりなるべくなら短期で教育を終えて戻ってきてほしい、というのが本音。 事実当訓練校も昨年までは毎週土曜日も訓練を行っていました。 でもここでの訓練も仕事のうち・・・ということで、働き方改革の流れにそって今年からは「4週6休」ペースに変更しています。
前置きはこれぐらいにして、パソコン漬けの第1週の最後は、ICT研修。
iPadでCADデータを閲覧するアプリや、電子作業日報(Buildee)の操作などを習得しました。 ゴーグルを装着してのMR(Mixed Reality:複合現実)実習では、講義室の床に原寸大の平面詳細図が描かれた世界を体験しました。 これをかぶっただけで図面を見ずに墨出しができる日もそう遠くはない?
鉄筋コースでのVR(Virtual Reality:仮想現実)もそうですが、大林組の社員でもまだ受けられないこういったメニューを、訓練校では採り入れています。
ところで、体験してみた訓練生の感想は・・・?
「うほー!」
「おぉー!」
・・・全然コメントになっていませんでした・・・

午後は、鵜飼講師の今コース初講義で、建築施工概論です。
会話のように進む講義はいつもながら感心してしまいます。

2019年1月26日 2:18 PM |
カテゴリー:平成30年度型枠コース
型枠コースは、前半にCADで型枠割付図が描けるようになるまで座学演習、後半は自分たちが描いた図面を用いて、グループ作業でRC階段の型枠を実際に組み立てます。 パソコンを触るのはほぼ初めてに近い訓練生も、CADは以前研修でやったけど、結構忘れてしまった訓練生もいます。
でも、自分が描いた図面を使って実際に手を動かしてモノをつくっていく・・・そういう流れの中で、目と手を使って理解していければと考えています。

これから約1週間かけて基本の操作と図面のトレースができるようになるまで、訓練が続きます。
1週間後に描く課題をチラ見して「や~!こんなの描けるのか!?」
うん、まあ鉄筋コースでも同じこと言ってたパソコン初めての訓練生いたけど、最後は仲間に操作方法教えていたからね彼。 大丈夫大丈夫。
そのかわり毎日の復習は欠かせないけど。
少し遅れ気味の訓練生には、休み時間などに他の訓練生がさっそく教えてあげたり・・・いい雰囲気で始まりました。

2019年1月25日 7:50 PM |
カテゴリー:平成30年度型枠コース
型枠コースはCAD製図~型枠組立実技と2本の柱が続き、それに加えて安全や仮設計画その他各種の研修、と盛りだくさんです。
そしてどの単元もすべては後半の型枠実技実習にまとまり流れていくようにカリキュラムは組んであります。

パソコンを触るのもほぼ初めてという訓練生もいます。
ちょうど自転車に初めて乗るときのようなもので、乗り方さえ体得すれば、目的地に早く着ける便利な道具です。 でもキーボードの配列覚えるのだけでもシンドイ・・・・確かに慣れるのは苦痛です。
でもそんな中に「へえ、CADって便利だな」という実感をいかに感じさせながら指導するかがポイントです。
そしてすでに乗りこなしている訓練生には、少しでも楽に乗れるように・・・同じ教材を使い、同じ演習をしながらも、人それぞれの習熟度に合わせて個人指導に近い形で訓練は進んでいきます。
今日はパソコンの基本操作、MS-WordとExcelの基本操作と演習でした。
2019年1月25日 7:13 PM |
カテゴリー:平成30年度型枠コース
午前中の入校式が終わって(詳細はトップの記事をご覧ください)、訓練の最初は午後のコミュニケーション講座です。
見知らぬ訓練生同士のアイスブレイクとしての意味合いもありますが、将来「スーパー職長」を目指す彼らには、ゼネコンと作業員のあいだに立ち、励まし、注意し、注進し、折り合い、時には意見をたたかわせる、といった高いコミュニケーション能力が求められます。
最近、現場内のコミュニケーション不全が災害発生の背景として大きく影を落としているように見受けられます。 作業間連絡調整が喧々諤々・・・というのはお世辞にもいいとは言えませんが、でも少なくとも職長そしてゼネコン社員が、そういう喧々諤々とするのが煩わしい・・・と本来必要な議論を避けて毎日の仕事をしているのではないか?と時折感じることがあります。 この訓練校の修了生にはそうなってほしくない・・・という思いから、いずれのコースもコミュニケーション講座で始まり、コミュニケーション講座で終わるカリキュラムになっています。

まとめとして訓練中のコミュニケーションにまつわる目標を、一人一人で決めてみました。
締めは2チームにわかれてペーパータワーの高さを競うゲーム。 仲間と話し合って形を決め、製作スタートです。
半年前に鳶コースでも同じものをやりましたが、さすがは「大工」。デッドヒートの末、その名に恥じない新記録210cmを樹立しました。

2019年1月23日 7:41 PM |
カテゴリー:平成30年度型枠コース
11月22日(木)
昨年度まで43日間だった課程を、今年から31日に短縮して初めての鉄筋コース、途中までは教える方も教わる方も、「先は長いなあ」と内心思っていたのですが、いざ最終日になると、「あっという間だねえ」とどちらの立場でも思う・・・不思議なものです。
「もう少しやりたかったなあ」と言う声もありましたが、訓練生は「働く中で事業主に送り出してもらい学んでいる」身分です。気が済むまで研修を続けるわけにもいきません。
最終日午前中は、コミュニケーション講座。 大林組建築本部長室の中島講師から、プレゼンテーションの技術について学びました。

引き続き作図課題の発表会に移ります。
送り出し事業主の方など訓練校外部の方が参観する中、訓練生一人一人が、自分の作図課題の成果品を前に、今習ったばかりのプレゼン技術を使って、苦労した点や特に身についたことなどを発表しました。 他の訓練生からの共感や意見、担任講師からの講評など、活発な討議を行い、鉄筋コースの全課程を締めくくりました。

(午後はいよいよ修了式ですが、詳細はTOPのInformationからご覧ください。)
2018年11月23日 9:03 PM |
カテゴリー:平成30年度鉄筋コース
11月21日(水)
訓練も30日目、残すところあと2日です。
今日は鉄筋工事に関係する校外研修として、鉄筋製品メーカーと、玉掛け作業などで使用するワイヤーロープのメーカーの2社の工場に見学に行きました。
午前中は、茨城県にある(株)ワイビーテクノ本社工場を訪問し、代表的な鉄筋の省力化工法であるメッシュ筋や閉鎖型フープ筋などの製造過程を見学しました。
午後は、ワイヤロープメーカーとして国内最大手である東京製綱(株)土浦工場を訪れ、製造工程の見学やワイヤロープの引張破断試験に立ち会うなど、知見を広めることができました。
(写真は未掲載)
2018年11月23日 7:01 PM |
カテゴリー:平成30年度鉄筋コース
11月19日(月)~20日(火)
鉄筋コース最終週、前半は先週からの続きで、鉄筋技能士対策講座の「施工図作成作業実技」です。
施工図作成といっても本試験では今までの課題のようにCADは使えません。
どんな状況でも作図できるようにしておくのも「訓練」、というわけで
訓練生はほぼ全員、初めて触るT定規(!)と製図板での作図です。
まずは移動やコピーの自由なCADで問題をやってみてから、トレーシングペーパーへの手描きに着手します。

やっぱり、手を動かしてリアルな製図の方が性に合っているのか、それともさんざんCADをやった末の反動か?
中腰になったり息を詰めて線を引いたり、かなり気合が入っているようです。
今日は、訓練生を送り出している(株)松伸の社長も見学に来校されました。

講師の方も、もちろんICTにも明るいですが、やはり昔取ったキネヅカ・・・ならぬT定規、
ペンの使い方まで教えます。

少し書いてはみんなで作図の検討です。
中腰姿勢つづきで、今日の3時の体操は訓練生も体ボキボキでした。
2018年11月20日 4:20 PM |
カテゴリー:平成30年度鉄筋コース
11月16日。 今日から来週前半にかけての4日間は、鉄筋技能士試験対策として学科講義と実技演習を行います。
鵜飼講師が登壇し、今日までの訓練の学科講義内容の理解度確認も兼ねて一問一答、
人前で解答を間違えて、ちょっと恥ずかしい思いをして、講師の解説を聴き、そして覚える・・・
一人で勉強するより頭に入ります。 百数十問百数十答に及びました。
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グループ学習も含め、土曜日もみっちりやりました。
2018年11月17日 3:57 PM |
カテゴリー:平成30年度鉄筋コース
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